翻訳の日 Dia Internacional da Tradução

9月30日は世界中の翻訳関連団体が様々なライブを配信しているので、お祝いムードが伝わってくると同時に、翻訳の仕事により一層の責任感と誇りを感じてきます(真面目か!)。

今朝は、嬉しいことに、昨年観に行けなかった『地獄の門を叩く男』(Lampião Nô Inferno)がブラジルで初公演され(現地は29日の夜)、YouTubeで観られたので朝からテンションが上がりました。ちなみにポルトガル語のタイトルでは、場所を指す前置詞と定冠詞の縮合形「no」の代わりに「Nô」(能)が使われて、英語でも「HELL SAYS NOH」と洒落が効いています(オヤジか!)。

日本の能楽とブラジルの古典文学が融合し、さらに趣味のカポエイラと大好きなサンバヘギ(バイーア州のサンバレゲエがミックスした音楽)も登場して、プロジェクションマッピングが創り出す不思議な世界観に完全に呑まれました。自分は制作等に全く関わっていないのですが、ブラジル大衆文化を見事に解釈(translation)したこの先鋭的で斬新な作品は、まるで自分の手柄かのように有頂天にさせてくれました。

駐日ブラジル大使館と能楽研究家・梅若ソラヤさんの共同企画で、ジャパン・ハウス サンパウロのYouTubeチャンネルで観れます!ポルトガル語・英語と日本語(笑)の字幕があります。

地獄の門を叩く男 (LAMPIÃO NÔ INFERNO)

日本時間の10月1日(木)午前8時〜9時には、演出家の梅若ソラヤさんを交えたオンライントークイベントも開催されます。
詳細はこちら(下記URL)。

https://www.japanhousesp.com.br/ja/novidade/hell-says-noh-lampiao-no-inferno/

コロナ時代 Em tempos do coronavírus

コロナ時代

コロナ禍からの出口が見えない中、6・7月があっという間に過ぎて行きいました。新規のLSP数社に登録させていただき、相談件数もそれほど落ちていませんでしたが、失注に終わる見積が増えた感じがします。通訳業界は大打撃を受けて、もともと翻訳を兼業とする方が多いと思いますが、新たに翻訳業界に参入する方が増えたのではないかと推測します。

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ポルトガル語国際デー

Dia Mundial da Língua Portuguesa
World Portuguese Language Day

昨年11月に国連が5月5日をポルトガル語国際デーと定めてから、本日初めてその日を迎えるこのになりました。新型コロナウィルス感染症が世界に蔓延する現状は、お祝いムードとかけ離れていますが、ポルトガル語の翻訳者として何か記録を残す使命感に駆られます。

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緊急事態・非常事態 Estado de emergência

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)がパンデミックとして認定されてから1カ月経ちましたが、緊急事態宣言が全国に拡大された日本の対応が二転三転したり、専門家の提言を否定し続けるブラジル大統領は保健相を解任したり、先行きが見えない状況が続いています。

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1月 janeiro

年末年始は真夏のブラジルではなく、日本の冬で家族とゆっくり過ごして、しんみり新しい年を迎えました。

仕事もすっかり通常のリズムに戻り、スケジュールの合間を縫ってブログを更新することに。

うれしいことに今月は、ポルトガル語の監修をさせていただいている迫稔雄先生の作品『バトゥーキ』のコミック第6巻が発売され、カバー折り返しで紹介していただきました!

バトゥーキは、ユネスコの無形文化遺産としても登録されているブラジルの民俗芸能「Capoeira( カポエイラ )」を題材にした作品です。

週刊ヤングジャンプに連載中で、詳しくは下記の公式サイトでぜひ!第10話まで試し読みできるリンクもあります!

https://youngjump.jp/manga/batuque/

思い起こせば、カポエイラと翻訳の仕事はサンパウロでの大学時代にほぼ同時に始めたので、時代を超えて点と点が繋がり、とても感慨深い気持ちになりました。

年の瀬|Final de ano

2019-2020

今年も多くの案件のご依頼をいただき、お陰様で仕事もプライベートもとても充実した年でした。

また、仲間と一緒にポルトガル語の翻訳・通訳勉強会『日葡コネクションズ』も立ち上げることができて、来年は積極的に活動して研鑽に励みます。

勉強会の活動内容は下記のブログで公開して行く予定です。

https://www.nippoconnections.jp/

2019年はたくさんの方々のお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

また来年もどうぞよろしくお願いいたします!

Muita saúde e sorte a todos em 2020!

アジャイル型 Método ágil

去る8月8日にJTF翻訳セミナー『翻訳トライアルの傾向: いま翻訳者に何が求められているのか』に参加しました。講師は内田順子氏で、ローカライゼーション分野を中心に、翻訳トライアルの傾向、翻訳情勢の現状、ストラテジー、AI時代の競争力と提供価値の見える化などについて学びました。ここでは特に印象に残った内容を書き記します。

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