新元号「令和」

翻訳関連のブログをはじめるにあたり、最初の投稿は何について書けばいいかと悩むまでもなく、新元号の「令和」に直ぐ決めました。

まず「元号」ですが、愛用している現代日葡辞典(小学館)に収録されてなく意外でした。それで新和英大辞典(研究社)を参照すると「an (imperial) era name = nome de uma era (imperial)」と確認。いくつかニュースの見出しを見ると、「imperial」(皇帝の、帝国の)が使われていたり、単に「era」(時代)でしたり。

そして「新紀元」の場合、前後の文言にもよりますが、「nome da nova era imperial do Japão」が分かりやすい訳だと思います。少し長いですが…

本題の「令和」は、固有名詞としてローマ字での綴りが重要です。ヘボン式に馴染みがある人なら、ラ行の頭文字は「R」だと迷わなかったはず。そのとおり、リサーチすると外務省は「Reiwa」と各国に発信したとのことです。

ここで問題が一つあります。ポルトガル語では、「Reiwa」は「ヘイワ」と読みます。語中の「R」はたしかに日本語のラ行に近い発音になるケースがありますが、単語の初めではハ行の音になります。それなら「L」だったら?残念ながら、英語の「L」と一緒で、この場合でもラ行の発音になりません。

ローマ字の表記で「Reiwa」をポルトガル語で正しく読むことができませんので、実際に音を聞く方法しかありません。と書いたものの、妻(日本人)に「令和」と言ってもらったら、限りなく「L」に近い発音でした…