10月 Outubro

10月はブログに何も投稿せず、あっという間に過ぎましたが、様々なイベントや講座に参加できた学びの多い月でした。

勉強会では、今後の具体的な活動についてメンバーと話し合い、グループ名も決まったので年内には活動内容を報告するためのサイトを立ち上げる予定です。また、国立競技場周辺の視察もかねて、千駄ヶ谷の近くのカフェで集まって日本オリンピックミュージアムにも立ち寄りました。

東京2020のホストタウン・キャンプ地である新座市で、立教大学で行われたオリンピック関連の講演会「新座市および立教学院とブラジルをつなぐヒント-東京2020オリンピック競技大会のホストタウンおよび事前キャンプ地として-」に参加しました。ブラジルとはどのような国か、新座市がブラジルをどのように関係を深められるかについての講演でした。せっかくの機会、日系コミュニティーも含めて、ブラジルと地域の絆が深まる本当に良いチャンスで、オリンピック・パラリンピック後もそのような関係が持続できればと思いました。

仕事も一段落し、東京外国語大学TUFS Cinemaでブラジルドキュメンタリー映画「これは君の闘争だ」の上映会が行われることを聞きつけて(しかも入場無料!)、急遽行くこのに。2015年、サンパウロ市で高校生等が起こした学生運動のドキュメンタリーで、観ながらブラジルの現極右政権の教育政策は、当時の出来事に対する報復のようじ感じました。相変わらず人名のカナ表記は発音と全く違っていたり…また、オリジナル・タイトル「Espero Tua (Re)volta」を直訳すると「あなたの帰り(反乱)を期待している」ですが、英語「Your Turn」からの重訳のためか、邦題ではそのメッセージが失われています。

そして、横浜で開催された「第29回 JTF翻訳祭 2019」に参加しました。昨年の京都開催には行けず、2年ぶり3回目の参加でした。今回初参加の勉強会のメンバーと一緒に行けて、11月末の勉強会で、翻訳際で得た情報をお互いにシェアーすることになっています。私が参加したのは「産業字幕翻訳の可能性」、「翻訳者の通訳デビューに欠かせない準備」、「UI翻訳は何が違うのか?」と「玄人な関係を気付くための本音トーク90分」でした。細かいレポートはまた別の機会に書きます。

その他には、8月から受けていたブラジルの字幕・吹替翻訳の通信講座を修了しまた。配給会社によるスタイルの違いや、字幕と吹替を同時に学ぶことで、それぞれの特徴が解りやすい講座でした。ブラジルでよく使われている字幕制作ソフトのSubtitle Workshopを使ったハコ切りやスポッティングなどの多くの練習があり、一通りの設定・操作を学びました。

また、久しぶりにMOOCを受講しました。講義はgaccoの「教養としての言語論:言語は私たちをまやかし生きにくくさせる」(立命館大学)で、担当講師の山中司教授のエッジの効いたコメントが面白く、デジタル・メディアによる言語を介さない表現方法が私たちのコミュニケーションを変えて行くのではないかとの考えに賛同する傍ら、訳者として危機感を少し感じました。もしかしたら翻訳業界で渦中のNMTやAI技術の発展より、非言語コミュニケーションの発展が翻訳業界に大きな影響を与えるのではないでしょうか。

10月は本当に学びが多く、少しずつ時間をかけて消化していきたいと思います。